■ テオティワカン/メキシコ・シティ |
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メキシコ・シティの北東約50km、標高2,000m以上という高地に位置する『テオティワカン』は、巨大で高度な文明を築きながら、紀元7世紀半ばに滅亡した。
文明が滅亡してからおよそ700年後、廃墟となったこの地を発見したアステカ人によって、『テオティワカン=神々の集う場所』と名付けられた。
綿密な計画によって築かれたこの古代都市を建設した民族が、いかなる理由で消えてしまったのか、今だ解明されていない。 |
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建設:紀元前2世紀頃〜最盛期:紀元350-650年頃〜衰退:紀元7世紀半ば
最盛期の面積は平安京にほぼ近い約23.5kuまで拡大し、人口は15万人に達したと言われている。 |
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古代都市『テオティワカン』は、中央を南北に貫く『死者の大通り』周辺に、600近いピラミッド・宮殿・住居などが立ち並び、下水道も整っていた。 |
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【ケツァルコアトルの神殿】
水と農耕の神『ケツァルコアトル』と、大きな丸い目を持つ雨の女神『トラロック』の像で飾られている6層建ての神殿。
この神殿で、生贄と思われる、後ろ手に縛られた人骨が発掘された。 |
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【太陽のピラミッド】
テオティワカンで最大、メキシコで2番目の規模を誇る。
夏至の日、ピラミッドの正面に太陽が沈むように設計されている。 |
高さ63m、底辺222m×225m。階段は248段。ピラミッドの内部に古い神殿が眠っているという。 |
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【死者の大通り】
テオティワカンを南北に(正確には東に15度30分傾いている)貫くメイン・ストリート。幅40m、長さ約5km。
←『月のピラミッド』頂上から望む『死者の大通り』。
左側向こうには、太陽のピラミッドが見える。 |
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【ケツァルパパロトルの宮殿】
高位聖職者の住居。中庭の柱には、『ケツァルパパロトル』の彫刻が施されている。
ケツァルパパロトル・・・極彩色の尾を持つ霊鳥ケツァルと蝶を組み合わせた神話上の動物。
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【ジャガーの神殿】
『ケツァルパパロトルの宮殿』のすぐそば、羽飾りの付いたホラガイを吹いているジャガーの壁画がある。
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